ロボット外科のゴッドハンド
渡邊 剛

プロフィール

東京出身。高等学校卒業後、漫画「ブラックジャック」に憧れ医師への道を志す。金沢大学医学部卒業後、同病院第一外科へ入局。その後、ドイツ学術交流会(DAAD)奨学生としてとしてドイツHannover医科大学に留学し、2000件におよぶ心臓手術を経験した。帰国後は富山大学助教授、金沢大学心肺総合外科教授、国際医療福祉大学三田病院の心臓外科客員教授を経て帝京大学医学部客員教授に就任。現在はニューハート・ワタナベ国際病院の総長を務めている。

専門分野 ロボット外科
診療科目 心臓血管外科
所属病院名

ニューハート・ワタナベ国際病院

実績・その他

1993年、日本で初めて人工心肺を用いず心臓を動かしたままのバイパス手術(心拍動下冠動脈バイパス手術(OPCAB)を成功。我が国におけるOPCAB創始者として日本OPCAB研究会会長を務め、普及率70%という世界トップクラスのOPCAB先進国への地盤を作った。また、2005年に日本人として初めて外科手術用ロボット“ダ・ヴィンチ”を用いて心臓手術を行った。現在の日本で、世界の最先端医療であるロボット心臓手術を行っているのは唯一彼一人である。

治療に関する考え方・ポリシー

僕がやっている新しい医療に対しては「実験医療」と非難する人たちがいます。15年前に人工心肺を用いないバイパス手術をはじめた時にもそう言われましたし、今のロボット手術やアウェイク手術に対しては、同じ心臓外科医からさえもそんなふうに言われることもあります。でも、僕にとって「患者さんの負担をギリギリまで軽くして、完璧な手術をして帰っていただく」という哲学を持って新しい手術を開拓していることについては、外科医として大切な使命と捉えているんです。

著書等、医師の紹介誌等

「循環器疾患最新の治療 2014‐2015」(南江堂)
「医者になる人に知っておいてほしいこと」(PHP研究所)
「心臓腫瘍学」(南山堂)他

取り上げられたメディア

テレビ朝日「林修の今でしょ!講座」(2014年7月1日放送)
日本テレビ「new every」最新医療(2014年6月27日)
日本テレビ「NEWS ZERO」最新医療特集(2014年6月19日放送)
朝日放送「みんなの家庭の医学~今年こそ絶対治したい!しつこい不調を解消する4つの新事実SP~」(2014年1月7日放送)
他多数

名医リスト

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