こんにちは。いい病院ネットです。
今日は、テレビ番組「たけしの健康エンターテイメント!みんなの家庭の医学」で紹介されていた、物忘れを悪化させない方法についてご紹介します!
■物忘れを悪化させている意外な生活習慣とは?
今や4人に1人は認知症になると言われる時代。
日本の重要な課題ですよね。
ちょっとしたことで物忘れしてしまったり、あなたも心当たりはありませんか?
実は、物忘れを悪化させている意外な生活習慣が関係あると言うのです。
何だと思いますか?
それは、睡眠なんです。
睡眠のとり方によっては、
記憶力が低下して物忘れを悪化させる可能性があるのだとか。
人は寝ている間に、しっかり脳に記憶させたり、逆に忘れてしまったり、いわゆる情報の整理をしているのだそうです。
なので、しっかり睡眠をとらないと、情報の整理がうまくできず、
物忘れを悪化させる原因にもなるというのです。
■では、どんな睡眠をとればいいのか?
良質な睡眠をとればよいわけですが、
ではどうすれば良質な睡眠がとれるのでしょうか?
番組では、良質な睡眠を得るために必要な○○を下げるという方法が紹介されていました。
■夜寝る前に下がらなければいけない○○とは何か?
血圧?血糖?交換神経?
正解は、「深部体温」です。
体温計などで測れる体の表面の温度とは別に、
体の内部の体温があります。
深部体温は、約37.5度が正常なんだそうです。
深部体温が1度下がると、脳が休まり、質の良い睡眠がとれるのだそうです。
■深部体温を下げる2つの方法
1.まず一つ目が、朝20分のウォーキングをする。ということです。
睡眠を促すメラトニンという物質があり、これが体温を低下させて脳を休ませる働きがあります。
このメラトニンという物質は、体内時計によって分泌のタイミングが決まります。
そのタイミングとは、太陽の光を浴びてから、15~16時間後メラトニンが分泌されるそうです。
朝の8時に太陽の光を浴びる→夜11時にメラトニン分泌→体温が下がって質の良い睡眠に
という流れにつながります。
同時に、運動をすると「ウリジン」という睡眠物質が体内に溜まっていくので
20分以上の散歩がおすすめだそうです。
2.もう1つの方法が、眠る2時間前にお風呂に入る。という方法です。
お風呂に入ると、その時は体温が上がるのですが、
お風呂から出た後、徐々に体温が下がり始めます。すると、眠った後も下がり続け、
深部体温が下がっていき、良質な睡眠へとつながっていきます。
そのタイミングを考えると、眠る2時間くらい前がよいそうです。
■そのほかにも影響がある!睡眠不足の怖さ!
そのほかにも、肥満や高血圧といったことにも影響があるようです。
睡眠不足は、食欲を促すホルモンが増加し、
食欲を抑えるホルモンが減少するので、肥満につながるそうです。
眠りが浅く夜中に眼差が覚めると、脳が覚醒し交感神経上昇し、夜間も高い血圧になりがちなので、高血圧にも注意が必要とのこと。
しっかり質の良い睡眠をとって、健康を保ちましょう!
まとめ
質の良い睡眠をとるために、深部体温を下げる。その方法とは?
・朝20分のウォーキング
・寝る2時間前にお風呂に入る
それでは、「いい病院.ネット」からお送りしました!