特定医療法人明徳会佐藤第一病院(大分県宇佐市)

診療科目 内科、アレルギー科、神経内科、脳神経外科、呼吸器科、消化器外科、消化器科、循環器科、整形外科、肛門科、リハビリテーション科、放射線科、麻酔科、乳腺外科
専門医療分野 肝疾患、胃内視鏡検査(鎮痛剤使用)、大腸内視鏡検査(鎮痛剤使用)、糖尿病(病院)、膠原病、乳癌(病院)、腹腔鏡下胆嚢摘出術、認知症、リウマチ(成人)
場所 〒879-0454
大分県 宇佐市 法鏡寺77-1
アクセス

JR日豊本線 柳ケ浦駅 タクシー13分

電話番号 0978-32-2110
ホームページ http://www.sato-d1.com/

診療時間

07:30~11:00 -- -- --
※7:30~11:00 一部診療科予約制 受付時間は科により異なる PMは専門外来のみ  臨時休診あり

休診日: 土曜日、日曜日、祝日

口コミ

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monjyu.syuriさん  60代 男性 一般患者
Ⅰ.起因 平成25年9月15日(N市民病院)
① 午後11時ごろ自宅にて腕を抱え込み転倒、顔面の右上あごを打撲し、気絶。午前1時ごろ覚醒。傷みとしびれが酷く、救急車を自分で呼ぶ。
② N市民病院に、入院。治療。自分は腕をしき込んで痛めた為の痛みとしびれと思っていた。
③ 入院中の検査にて、頚椎後縦靭帯骨化症発覚。リハビリを、近隣の整形外科への通院を勧められる。
  ④ 当時、妻が、佐藤第一病院、回復期でリハビリ{高次脳機能障害}中だったため、自分も同病院でリハビリを受けることが合理的と思い佐藤第一病院へ転院することにした。

Ⅱ.経過 平成25年9月18日(佐藤第一病院へ転院)
① 市民病院からは、独歩にて転院。義兄の車にて佐藤へ移動。入院する。
 ② 佐藤第一病院では、食事・風呂・着替え・外出・排泄・移動等ほぼ自立。
  A. 食事)箸・スプーンの使用
   B. 風呂)同部屋の方と入浴ー風呂の階段も難なく使用・タオルを絞るとき手すりに巻きつけ両手で絞る。手のとどかないところは、タオルを振り拭く。
  C. 着替え)病院内は、病衣で自立
  D. 外出)着替えて、近くのスーパートライアルまで、同室の方と妻の買い物に出かける。(くまでクリップ・シャワーキャプ・メリット/リンス/クリヤクリンパワフルヘット/4P抗菌防臭加工リブ白靴下・ダブル底スリッパ・ケシゴム・モノ・替芯ナノダイヤ0.5・・・2013.9.25(水))
  E. 排泄)自立
  F. 移動)独歩・自立
 
Ⅲ.転院後の流れ
ア)直後(インフォームド・コンセント&セカンドオピニオン)
① MRIで、頚椎後縦靭帯骨化症発覚後、特定疾患・高額医療申請、助成制度のことなど 聞きながら、妻のこともあり、早く退院しましたい気持ちが強かった。経費も掛からず早く痛みとしびれを取りたいという焦りから、主治医(脳神経外科)の言葉(普通の生活ができる)を信じて手術への方向へ気持ちが動く。
② 何人かの意見も聞いてみたが、山香の病院や大分整形のこともあったが、Uターン直後で頼れるものもなく移動や身の回りのことを考え、メールで主治医の履歴を調べてもらい、この「医師」なら大丈夫だろうと思い手術(推奨)への方向へ舵をきる。
③ 当時は、主治医が手術をするものだと思っていた。手術を別の知らない医師がすることを知らなかったし、そのような説明は一切無かったし、その医師にも未だに会ったことが無い。
④ セカンドオピニオンについては、上記等諸事情によって病院外に出ることができない状態でした。
イ)手術に向けて
① 平成25年10月2日(水)手術前日 同意書サイン 本人と妻(高次脳機能障害)
サイン後手術には、「準備に、・・・」ことを耳打ちされる。
② 平成25年10月3日(木)手術   AM:10:00~15:00頃まで
 
Ⅳ.手術後の変容
ア)覚醒
① 目が覚め、気がついたら首から下が動かない。
主治医の一言。「脳かと思って脳を疑いましたよ。」この絶望的なときにいう言葉かと,耳を疑ったことを、記憶している。

イ)リハビリテーション・障害との闘い
 ① この後のリハビリ6ヶ月間は、地獄のような入院生活でした。
② 今も、障害者としてリハビリを続け、将来の医療技術開発に望みをつないでいます。
③ 退院後は歩行が百メートル単位、両手は思うように動かず障害2級、上肢・下肢障害に加え体躯の肋間筋の締め付け、下腹部の神経異状による排泄の苦痛、全身の痛みとしびれ、身体麻痺と格闘の毎日です。神経痛障害は目に見えないのが理解の深まらないのが悔しいところです。
(現在、近隣の整形外科病院の診察を受け介護とリハビリテーションを受診中)

* 同じ、病状の方で苦痛を乗り越えられる、服薬や痛みなど、対応をご存知の方は教えてください。

Ⅴ. 退院後の反省
① 救急病院から、近隣のリハビリテーション病院を紹介されたが、脳挫傷の妻がリハビリテーションを受けていた同病院を希望し転院。
ところが、転院早々、MRI・CT検査後、高額医療請求・特定疾患だの矢継ぎ早に言われ入院などしたことの無い自分にとって訳も分からず、妻の後遺症を早く治すためには、自分が早く退院することだけ考え、10日~2週間で退院できる。痺れは多少残るかも知れないが運転や草刈など普通の暮らしはできると勧められるまま手術を選択しました。医療(治療)に無能でした。
② 主治医の医師も脳神経外科ということで当然手術を担当するものだと思い、履歴を調べ手術へ踏み切りました。実際、執刀医は見ず知らずの医師で術前のインフォームド・コンセントも手術後のアフターケアーもなしでした。
③ ところが、結果は、惨憺たるもので首から下が全然動かず目を覚ましたときの恐怖は今思い出しても空恐ろしいものを感じたことを覚えています。
④ 現在治療を受けている整形外科病院の頚椎専門外来の医師(整形外科学会指導医)は、私の知るかぎりでは貴方の手術を行った執刀医は学会では知らないということでした。
⑤ 前回の2010年の福岡高裁の地域医療の裁判例にしてもフーフェランドの医戒、医の倫理からしても患者へのインフォームド・コンセントや対応は、十分に尽くすことが必要だったと考えます。地域医療も重要なことですが、個人の尊厳があってのものだと考えます。
⑥ 医療情報の共有という点からも専門医も常駐せずアフターケアーも無ければ患者は安心して手術することはできません。医療機関および医療関係者は、患者ありきで考えてもらいたいものです。
⑦ 医師と患者の情報格差=高野聡(毎日新聞2016年4月6日 東京朝刊=抜粋)
医療の世界の特殊性の一つに「情報の非対称性」が挙げられている。知識の豊富な医師と少ない患者。両者のアンバランスさを表した言葉だ。もちろん専門教育を受けた医師に対抗する知識を持つなんて不可能。しかし信頼性の高い情報を基に医師の説明を理解し、質問することはできる。患者自身が学びながら、納得のいく治療が選べれば、医療の質も向上するだろう。だが日本は健康・医療情報を活用する力が海外に比べ低いという。中山和弘・聖路加国際大教授がインターネットで調査し、欧州8カ国と比較したところ、「健康・医療情報の活用が難しい」と答えた割合は総合評価で欧州平均の47・6%に対し、日本は85・4%に及んだ。(抜粋)
とある。一度も入院経験がない患者にとって医師の言葉は非常に重く信頼を寄せる重大な要素となる。患者も手術を受ける際は、インフォームド・コンセントだけでなく、その中で、セカンドオピニオン、サードオピニオンまで受けることが重要である。そのために病院・医療機関の中に患者のための医療情報を収集できる組織を設置し、患者の保護や術後の不安解決を目的としたシステムをつくるべきである。そうしなければ患者と医師の医療情報の共有、情報格差は解消できない。(セカンドオピニオン外来(自費診療)と患者が一般外来での保険診療を希望する場合、診療情報提供書のある無しが課題となる。)
ご高覧いただけました方からの、治療法、生活へのアドバイスをいただければ幸いです。


評価:評価星1つ 診療日:2013/10

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