大腸内視鏡 のゴッドハンド
工藤 進英

プロフィール

秋田県西仙北生まれ。1973年新潟大学医学部を卒業し、同助手となる。秋田赤十字病院外科部長、同病院胃腸センター長を経て2000年には昭和大学教授、昭和大学横浜市北部病院消化器センター長を就任した。現在は同病院副院長兼務。日本消化器内視鏡学会理事、日本消化器病学会財団評議員、アメリカ消化器内視鏡学会国際会員、アメリカ消化器病学会国際会員。

専門分野 大腸内視鏡
診療科目 消化器外科
所属病院名

昭和大学横浜市北部病院消化器センター

実績・その他

通常30分ほどかかると言われている大腸内視鏡検査をたったの5分で終わらせる「大腸内視鏡ゴッドハンド」。その数は通算20万件を超え、世界も認める大腸がん治療の名医となった。また、それまでがんはポリープが悪性化したものと考えられていたなか「幻のがん」と呼ばれる陥凹(かんおう)型大腸がんを発見。この陥凹型大腸がんについて、同氏の勤務する昭和大学横浜市北部病院では、世界で最多の診断・治療を行っています。また陥凹型大腸がんを含め、側方発育型腫瘍、大きな早期大腸がんの「内視鏡的粘膜切除(EMR)」や内視鏡的切開剥離(ESD)」を数多く行っており、特にEMRによる治療では世界一の施術数を誇っています。現在では世界各国から集まる後進の指導に尽力するとともに、海外講演も積極的に行っている。

治療に関する考え方・ポリシー

「患者を自分の家族と同じように考え、何が最善の策かを考えるのが医師の務め」という言葉を残しているほど何よりも患者の気持ちに寄り添うのが流儀。求められれば日本全国のみならず世界中どこにでも駆けつける。患者の希望を叶えるための最善の策をぎりぎりまで探り続けるためには努力を惜しまない。負担の少ない治療、負担の少ない予後をモットーとしている。

著書等、医師の紹介誌等

「見えないがんを追う―大腸内視鏡が拓く医療フロンティア」(新潮社)
「大腸がんでは死なせない―早期発見・治療で大腸がんは完治する!」(土屋書店)
「無痛内視鏡で大腸がんは治せる!」(大和書房)
「陥凹型早期大腸癌―診断と治療の新しい展開」(日本メディカルセンター)他

取り上げられたメディア

TBSテレビ「これが世界のスーパードクター10!」(2009年4月28日放送)
NHK総合「プロフェッショナル 仕事の流儀」(2008年9月16日放送)
日本テレビ「夏ドキュ!神の左手~奇跡の天才ドクター~」(2007年7月2日放送)
日本テレビ「スッキリ!!」神の手を持つ名医たち(2006年10月16日放送)

名医リスト

心臓治療のゴッドハンド
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