日本の名医・ゴッドハンド - 口コミ・評判・評価ならいい病院ネット

１９６４年富山県生まれ。久留米大学医学部を卒業したのち東京女子医科大学形成外科、鹿児島市立病院形成外科、川口市立医療センター外科などを経て、２００６年から横浜市立大学附属市民総合医療センター形成外科准教授に就任。２００３年より穿通枝皮弁による乳房再建術を手がけて高い成功率を残しているほか、乳房再建の最新事情にも精通している。日本形成外科学会認定形成外科専門医、日本外科学会認定外科専門医、日本乳癌学会乳腺認定医。

健側乳頭の移植、移植した皮弁の一部を用いた形成など乳房再建のスペシャリスト。温かく柔らかい自然に近い乳房をつくるため、大腿部や腹部を小さく切開して脂肪組織を採取し、遠心分離機などにかけ、定着しやすくした脂肪細胞を注入する自家組織再建を主としている。２００８年には乳房再建治療を専門とする「再建外科」を開設し、患者本来の乳房の形はもちろん希望やライフスタイルなどを総合的に考慮して決めていくスタイルを取っている。

長時間に及ぶ手術で体力を要しますが、私にとって一番の原動力となっているのは、綺麗で自然な乳房を取り戻して喜ばれる患者さんたちの存在に他なりません。私が手がけてきた患者さんには、乳房再建手術を受けることで手術前よりも積極的な人生を送っている方がものすごく沢山おられます。それほど乳がん患者さんたちにとって、再建手術には大きな意義があるのだと思います。

「マンガと図解でよくわかる！乳房再建のすべて」（講談社）
「乳がんを美しく治す」（扶桑社）

ＴＢＳ「健康カプセル！ゲンキの時間」（2013年6月16日放送）
ＴＢＳ「はなまるマーケット」（20012年10月26日放送）
フジテレビ「いのちの乳房～再建に挑んだ女神たち～」（2012年6月21日放送）