脳卒中/脳動脈瘤のゴッドハンド
坂井 信幸

プロフィール

1984年関西医科大学医学部を卒業後、カリフォルニア大学ロサンゼルス校、京都大学医学部附属病院、国立循環器病センターを経て神戸市立中央市民病院医長となった。そして、神戸市立医療センター中央市民病院部長、京都大学医学部臨床教授を務めながら2014年には兵庫医科大学特別招聘教授を就任した。日本脳神経外科学会、日本脳神経外科コングレス、日本脳卒中学会、日本血管内治療学会、日本脳卒中の外科学会、日本脳循環代謝学会、日本脳神経血管内治療学会、日本心血管脳卒中学会、日本脳神経外科救急学会、日本栓子検出と機器学会、日本脈管学会、日本脳神経外科手術機器学会。

専門分野 脳卒中/脳動脈瘤
診療科目 脳神経外科
所属病院名

神戸市立医療センター中央市民病院

実績・その他

脳動脈瘤に対するステント治療を日本でいち早く取り入れ、そのスピード・正確性・安定性は日本トップレベルと評されている。ステント治療とは、金属を管状に編んで伸縮性をもたせたステントをカテーテルを通じて脳動脈瘤の付け根付近に送り込み血管を補強。そのうえでコイルを送り込むので、通常よりも大きな脳動脈瘤であってもコイルが外れにくく安定しやすいものである。今もなお限られた医師でしか出来ないことから、日本中から患者が集まる。また、脳血管内治療にも積極的に取り組んでおり、急性期ばかりでなく慢性期脳血管障害の治療成績の向上も図られている。

治療に関する考え方・ポリシー

「脳卒中にならないのが一番です。でも、もしなってしまった場合は急性期医療で完全回復をめざしましょう。それがダメで仮に症状が残ってしまったとしても、リハビリをやって少しずつでも不自由なく生活できるように頑張りましょう。でも一番の願いは、皆さんが僕の世話にならないことです。どうか予防につとめてください。」そう語っている通り、脳卒中の正しい知識を知らしめるため全国に足を運ぶことをやめない。好きな言葉として掲げるのは「勝ちに不思議の勝ちなし」。常に勝ちを必然とするため、人一倍の努力を惜しまない人なのだ。

著書等、医師の紹介誌等

「脳動脈瘤の血管内治療-最新症例集」(先端医療技術研究所)
「症例から学ぶ脳血管内手術」(メディカ出版)
「脳神経領域における血管内治療法の現状と今後の動向」(カズ出版)他

取り上げられたメディア

テレビ朝日「闘うスーパードクター~現場に学ぶ病気のヒミツ~」(2013年11月24日放送)
NHK総合「プロフェッショナル 仕事の流儀」(2013年4月8日放送)
テレビ東京「主治医の見つかる診療所」(2012年9月17日放送)
TBS「これが世界のスーパードクター」(2011年3月22日放送)他多数

名医リスト

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